CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
葉山の住宅 18

「家具の製作図面、できてます?」

現場監督から、そう聞かれてから

約1週間。

あらかた出来ていた図面をもとに

現場には施工方法、

御施主様には仕上げや意匠を最終確認して

製作用の設計図を仕上げていきました。

これでようやく

職人さんたちと打合せです。

現場に到着し

階段室の梁にかかったはしごをのぼって

3Fの床上に顔を出すと

壁と天井が出来ていました。

大部分に貼られているパネルは

石膏ボード。

敷地が準防火地域にかかっており

建物を準耐火仕様にする必要があるため

厚みが15ミリほどある強化石膏ボードを

壁と天井の下地に使っていきます。

石膏ボード素地、

グレーの空間。

職人さんたちとの打合せ後

この日はなかなか決めることが多い日で

葉山から東京へとんぼ返り。

3Fの床仕上となる

タイルの有力候補を探しに

最近リニューアルオープンしたばかりの

南青山にあるサンワカンパニーへ。

最寄りの駅は外苑前。

1Fにカフェがあり

デザインされた建材のギャラリーといった印象。

洗練されているのに入りやすい感じです。

有力候補のタイル。

サイズと色と質感を

見て触って確かめて。

これと思ったものを

ピックアップしていきます。

ここからさらに家具の素材と合わせて

見立てていきます。

お施主様に実際に選んでいただくとき

余計に迷わないように

ある程度特徴を整理したものだけに

数をしぼっていきます。

| 葉山の住宅 | 11:10 |
葉山の住宅 17

この日は

防犯カメラの取り付け位置と監視範囲を決めるため

メーカーの方による現調を行いました。

 

山の白いところ。

葉山にも桜が咲き始めています。

シャワーブースも設置され

設備電気の主工事は最終調整の段階。

ひとつひとつ確認していきます。

ブルーの管が水。

ピンクの管がお湯。

黒い太い管は排水。

にぶく光っているジャバラの管は

空調ダクトです。

3FのUBも設置されていました。

大きな窓を切り取ることができ

スッキリしたデザインの

UB(ユニットバス)です。

すでにウレタン吹きつけも済み

防犯カメラの配線を最後に

設備電気の主工事はこれで終了。

次はいよいよ壁と天井をボードで塞いでいきます。

 

 

| 葉山の住宅 | 15:00 |
葉山の住宅 16

「家のどこかに左官を取り入れたいんですよね。」

去年の冬、打合せのときに

お施主様からそうお話がありました。

以前、仕事関係の展示会で

左官を間近で見る機会があったお施主様は

そこである左官職人の方と出会ったのだそうです。

 

「その方は湯河原にいらっしゃるのですが

ぜひ機会があったら見に行ってきてほしくて。

そして一緒に仕事をしてほしいなと思います。」

 

それからしばらく時間が空いてしまいましたが

実施設計を終え、

大工工事が入らない現場の合間を確認して

行くなら今しかない!

とばかりに

私たちは湯河原にある

長田左官工業へ訪れたのでした。

 

表情のある漆喰。

ぽってりとした厚みが

なんとも言えずゆたかです。

真壁という柱と柱の間に壁が入る

日本建築の伝統的な納まりがあります。

その壁の下地を木舞といいますが

むかしは竹で組まれていました。

左官壁の一部をあえて仕上げずに

木舞を見せている意匠です。

磨き。

これは磨きのなかでも最も有名な大津磨き。

上塗りに色土と石灰、スサ(亀裂防止・保水)を使用し

材料に糊を入れずにコテを何度も押さえて

緻密な肌に仕上げていきます。

光をやわらかく反射するので

とても上品な印象です。

青の磨きを。

お施主様からの希望を伝えると

左官職人の長田さんは

さまざまな青のサンプルを

つくってくれていました。

壁の出隅に使うコテ。

左官でしかできない仕上がりにするため

大きめの30Rのものに決まりました。

モルタル左官床。

モルタルの可能性が広がります。

これは研ぎ。

表面が非常になめらかです。

色漆喰。

光をすっと、やわらかく吸収するような

やさしいマットな質感です。

 

工房を出たあと、

実際に長田さんが手掛けられた

建物をいくつか案内していただきました。

写真は箱根ルッカの森という

バウムクーヘンのお店です。

外にも、内にも。

床にも、壁にも。

直線にも、曲線にも。

左官は境界線を越え

縦横無尽に建物を仕上げることのできる

古くて新しい材料なのだなあと、

新発見の小旅となりました。

 

 

| 葉山の住宅 | 19:11 |
葉山の住宅 15

 

サッシが入ったと同じタイミングで

屋上の白いトップコートが仕上がりました。

白は光を反射してくれる色なので

遮熱効果が期待できます。

それに海と空の青い色が身近な葉山に

よく似合いそうです。

パラペットから出ているのは

手摺を固定するためのボルト。

ボルトを仕込んだ後に
FRP防水という塗膜防水剤を巻いているので
穴の隙間から水が入ってくる心配はいりません。

塗られたばかりの白はとてもフレッシュ。

空より明るく見えるかも。
葉山の住宅7〜14は、随時時系列順にアップしていきます。
| 葉山の住宅 | 12:00 |
葉山の住宅 08

新しい年を迎え

ゆるやかに仕事のスタートを切って

1週間ほど経ったある日。

施工会社のワイズホームから

プレカット搬入スケジュールが

メールで届きました。

いよいよ建て方が始まります。

初現場監理当日は

とても良い天気となりました。

青い空に白い雲が浮かんでいます。

キューブの窓越しに

江ノ島を縁取ってみたり。

葉山マリーナ。

たくさんの船が

冬の間ここに停泊して

春を待っているようです。

耐震構法SE構法

構造体と構造計算が一貫してセットになった

構法システム。

お施主様が自ら調べて来られ

指定いただきました。

芯出し。

SE構法は基礎と柱が緊結されるので

この芯出しに高い精度が求められます。

何をやっているかというと・・・

手前側と奥側の芯を

レーザーで結んでいます。

この部分のみ斜めの壁が立ち上がるので

正確に芯出しをしていかないと

柱や梁、それを接合する金物が

うまく納まらなくなってしまうからです。

ピーーーー

レーザーが墨上ラインで受信され

信号音が安定しました。

この墨に沿って

土台を設置していきます。

| 葉山の住宅 | 11:00 |
葉山の住宅 07

すでに夕刻にさしかかる頃

現地に到着。

この日は初めての夕方の打合せです。

暗くなる前に現場を見ながら

外部配管について水道業者さんと決めていきます。

先日の黄色い型枠は取り去られ

コンクリートの立上りができあがっていました。

配管スペースのスラブ段差も

W柱の基礎梁も

きれいに寸法が出ていました。

グレーの塩ビ管が大小並べられています。

打合せも無事まとまり

工事の準備はこれでOK。

| 葉山の住宅 | 11:00 |
葉山の住宅 06

いつも所長と行くときは

大船駅で待ち合わせして車で現場へ向かいます。

何度か行くうちに、

夏まで監理していた鎌倉中央公園の住宅の脇道が

最短時間で行けるルートだとわかりました。

なんだかうれしい偶然です。

里山のような寺道をくねくねと下ると

長谷の町。

江ノ電の踏切を渡って

つきあたりを左に曲がると

国道134号線に出ます。

のびやかな由比ヶ浜の海岸線が広がります。

ここまで来れば

あと少し。

海岸向こうに見える山を抜けて逗子、

さらにその先の山を抜けると

葉山の町です。

現場到着。

この日は2回目の打設に向けて

立ち上がりの型枠を組むところでした。

水平垂直を高い精度で出してから

型枠のボードをフォームタイで固定していきます。

水廻りスペース。

コンクリートはすっかり安定して

きれいな段差ができていました。

これで配管が自由にまわせます。

端部は断面が大きい、2本組となったW柱の構造。

1階道路側の柱のない大空間を支えながら

2、3階の荷重を受けるため

地震が来たときに負荷が一番かかるのはこの柱。

基礎と緊結して踏ん張れるよう構造設計されています。

この建物の大黒柱と言えそうです。

 

 

 

| 葉山の住宅 | 11:48 |
葉山の住宅 05

コンクリートの1回目打設日は

雲一つない快晴の天気でした。

生コン車とポンプ車が縦列して

生コンがくみ上げられ

型枠の中に流し込まれます。

打設は2回に分かれて行われ

1回目は耐圧盤と呼ばれる、底盤

2回目は基礎の立上がり部分がつくられます。

今回は1回目。

プール状の型枠に

ひたすらなみなみと

生コンが満たされていきます。

| 葉山の住宅 | 22:42 |
葉山の住宅 04

配筋検査を行いました。

基礎のコンクリートを打設する前に

鉄筋が設計図通りに配筋されているかを

チェックしていきます。

鉄筋にかましている

ドーナツ状の歯車のようなものはスペーサー。

鉄筋のかぶり(仕上がり面までの距離)を確保します。

枠に囲まれている部分は、150ミリ下がっています。

ここには水まわりが来て、

床下に配管スペースが確保できるようにしています。

手前側の柱のない大空間は

周囲を囲う構造壁と床スラブで強度を出す必要があったため

鉄筋は75ミリピッチで組まれるよう設計。

しっかりとがっしりと組まれた鉄筋は

すでにふつうの床のように歩けてしまうくらい

安定感がありました。

 

 

 

 

 

| 葉山の住宅 | 18:10 |
葉山の住宅 03

着工しました。

現場ではすでに遣り方と墨出しを済ませ、

根切りがスタートしたところでした。

「遣り方」は敷地に建築計画のレベル(高さ)を出すための工程を、

それに対して「墨出し」は位置を出す工程のことを言います。

そして、土を掘る工程が「根切り」です。

 

地盤調査の結果では

非常に安定した土地と結果が出たので

地盤改良の必要はありませんでした。

根切りの後、砕石を敷き、転圧をかけ、

捨てコンクリートを打って

地業工事は完了。

次は基礎工事です。

| 葉山の住宅 | 21:38 |
| 1/2PAGES | >>