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オープンハウスのお知らせ

「葉山の住宅」のオープンハウスを,7/8日(土),9(日)に開催致します。是非お越しください。
>>詳細はこちらから

葉山の住宅 25

完了検査を迎えました。

足場が外れ

仕上げの工程をのこして

工事は、もうあと少しのところまで来ました。

建築基準法上の完成した建物として

審査機関によって最終の検査をしていきます。

この日は仕上げ工程の佳境でもありました。

左官の長田さんも

前日から磨きの下塗りに現場入りしていました。

(左から、長田さん、中村、出原、菅監督。)

 

 

下地の段階でもすでに雰囲気がある。

このアーチは青く磨かれます。

ウルトラマリンブルーです。

六角形の形をしたモザイクタイル。

この青は、コバルトブルー。

六角形の端と真ん中あたりで色が微妙に異なります。

窯変といって、炎の状態や

釉薬の加減によって起こるそう。

1F。土間コンが打ち込まれました。

今週はさまざまな仕上げがめまぐるしく進みました。

来週一気に建物の、空間の姿が現れはじめると思います。

| 葉山の住宅 | 22:42 |
葉山の住宅 24

今日はついてる。

家を出るとき

いつ雨が降りはじめてもおかしくないくらいの曇り空で

ホントに今日の左官大丈夫だろうかと心配していたわたしは

大船駅で電車を下りるとすぐに

ホームの屋根と電車の間から空をチェック。

すると。

空が青い!

今日はついてる。

こういうときは

なんとなく最先がいいものです。

 

現場には三人の左官職人さんがスタンバイ。

遠目から見ても、腕の良さそうなオーラが出ているのがわかりました。

今日はついてる。

使う材料はアイカのジョリパット、水墨。

#1000の純白に活性炭を入れた漆喰材です。

コテを押し当てるときに活性炭がすりつぶされ

色の濃淡の具合を

瞬間瞬間で表情として出していきます。

あっという間に

薄墨色の面積が広がっていきます。

この分だと夕方になる前に終わってしまうのでは・・・

と、その予感は的中。

この写真は、この日の午後

「偶然時間ができたので、

これから葉山に行ってきます。」

とメッセージを送ってきてくれた

お施主様が撮影したもの。

速報、いただきました。

ほらやっぱり

今日はついてる。

 

| 葉山の住宅 | 20:49 |
葉山の住宅 23

逗子の花火大会の翌週。

外壁にラスが貼られていました。

 

 

現場すぐそばの海岸。雲が厚い。

 

 

ラスに包まれて、マッシブに。

外形が出ると、急に建物らしくなります。

 

 

一週間後。

モルタルが塗られました。仕上げの左官は来週です。

 

 

モルタルの色みや質感は、魅力的だと思う。

 

 

帰り道。海岸では海の家を建設しはじめていました。

| 葉山の住宅 | 17:18 |
葉山の住宅 22 逗子の花火大会

「逗子で花火大会があるそうなんですが

よかったら一緒にどうですか?」

5月の上旬、

お施主様から電話をいただきました。

規模は小さいけれど、地元の人たちの間では

きれいだという話の、逗子の花火大会。

たしかに、屋上から見えるかも。

葉山でよかった!

素直に嬉しいと思った瞬間でした。

もちろん、花火大会の前には打合せ。

この日は最後の大物、キッチンを決めました。

ちなみに打合せをしたのは、

例の隣の隣の隣にある、フィッシュ&チップスのガゼボ。

実は、施工したのは葉山の住宅と同じ

ワイズホームでした。

花火が始まるまでしばらくあったので、

アーチの進み具合を見に現場へ戻ると

下地はほぼできていました。

照明のニッチ。

左官がなめらかにニッチの中につづくよう

ここでも曲げベニヤを使っています。

正面から見ると、こんな感じ。

1分の1の模型を持って行って説明したのが

10日ほど前のこと。

大工さん、やってくれました。

さすがです。

壁に埋め込まれている感じが見事に出ています。

納まりがきれい。

参加メンバー、とりあえず全員集合。

暗いな〜とざわついているところに

作業灯をサッとつけてくれたのは現場監督。

さすがです。

小あがりが、予想以上に機能している。

まだ未完成ですが

そこにいるみんながくつろいでいる様子を見て

なるほど、きっとこういう使い方してくれるんだ、

と、ストンと腑に落ちました。

そうこう言っているうちに、

遠くから小気味良い爆音。

 

はじまったはじまった。

みんな屋上に行こう。

 

 

| 葉山の住宅 | 22:02 |
葉山の住宅 21

工事は続いて2Fへ。

アーチのかたちが見えてきました。

このアーチ状の壁面がウルトラマリンブルーに磨かれます。

アーチは曲げベニヤで構成されています。

手前につく、建具枠。タモの湾曲集成材を使用。

アーチ廊下の腰の高さに入るニッチ照明のボックス。

ニッチ照明ボックスを壁に仮置き。

アーチが壁につきあった隣にある、OSB。

仕上がったときの対比がうまく出るだろうか。

3F最後の家具、小あがりがつくられ始めていました。

手前は収納。厚みのあるシナベニヤが下地。

面でもたせてるから、文句なしに頑丈そうです。

夏っぽくなってきました。

| 葉山の住宅 | 21:12 |
葉山の住宅 20

こないだは家具について触れましたが

今日は建具についても触れてみたいと思います。

ひとつ前の話で

造作家具がオープン仕様なので

壁や天井と一体につくっていくと書きましたが

建具枠も同じ。

こちらの方が、壁や天井をつくる前にセットすることが

工程として一般的です。

なぜかというと、

壁や天井の下地となるボードは小口が弱いため、

なにかにぶつけて貼りこむからです。

それが枠だったり

方立てだったり

見切りだったりするわけです。

パントリー収納の引き戸の枠。

素材はゴムの集成材。

こまやかな凹凸の加工がされていて、

凹みの部分が戸当り。

ちなみにこの枠には手前のボードと

後ろ側の袖壁のボードがあたっています。

地味にそんな役割も果たしています。

塗板サンプルを並べて、室内の壁の色を確認。

現場でカットしてもらった家具や枠の端材を持ち帰って、塗装。

お施主様にはクリアと白のつや消しを提案することに。

葉山の住宅は素材をそのまま扱うことをテーマの一つにしていて

素材の仕上げはペンキで塗りつぶすのではなく

木目の表情が透けて見えるOS(オイルステイン)を使用します。

一番上の写真は

枠としてデッキ材を使っています。

| 葉山の住宅 | 15:00 |
葉山の住宅 19

この日は2Fアーチ廊下について現場打合せ。

前回打合せした造作家具のうち

3F分が取り付いたというので

それも確認していきます。

現場到着。

外壁には防水シートと胴縁が貼られていました。

そのまま外部階段を上って、屋上へ。

塔屋の外壁も施工されていました。

3F窓から現場入り。

中では塗装の職人さんがパテ処理をしていました。

パテ処理とは、ボードとボードの隙間や、ボードに打ち込まれた釘を

仕上がったときに目立たなくする下地処理のことをいいます。

太いラインで千鳥状に出ている部分がボードの継ぎ目。

点状に出ている部分は釘だと思われます。

パントリー収納棚。

洗面カウンターと収納。

階段室収納。

 

家具の工程は通常だともっと後ろになるのですが

葉山の住宅では造作家具のほとんどがオープン仕様で

仕上がったときに建築との取り合いが見えるため

壁・天井と一体に仕上げていきます。

パテのアトが不思議な模様のよう。

| 葉山の住宅 | 13:31 |
葉山の住宅 18

「家具の製作図面、できてます?」

現場監督から、そう聞かれてから

約1週間。

あらかた出来ていた図面をもとに

現場には施工方法、

御施主様には仕上げや意匠を最終確認して

製作用の設計図を仕上げていきました。

これでようやく

職人さんたちと打合せです。

現場に到着し

階段室の梁にかかったはしごをのぼって

3Fの床上に顔を出すと

壁と天井が出来ていました。

大部分に貼られているパネルは

石膏ボード。

敷地が準防火地域にかかっており

建物を準耐火仕様にする必要があるため

厚みが15ミリほどある強化石膏ボードを

壁と天井の下地に使っていきます。

石膏ボード素地、

グレーの空間。

職人さんたちとの打合せ後

この日はなかなか決めることが多い日で

葉山から東京へとんぼ返り。

3Fの床仕上となる

タイルの有力候補を探しに

最近リニューアルオープンしたばかりの

南青山にあるサンワカンパニーへ。

最寄りの駅は外苑前。

1Fにカフェがあり

デザインされた建材のギャラリーといった印象。

洗練されているのに入りやすい感じです。

有力候補のタイル。

サイズと色と質感を

見て触って確かめて。

これと思ったものを

ピックアップしていきます。

ここからさらに家具の素材と合わせて

見立てていきます。

お施主様に実際に選んでいただくとき

余計に迷わないように

ある程度特徴を整理したものだけに

数をしぼっていきます。

| 葉山の住宅 | 11:10 |
葉山の住宅 17

この日は

防犯カメラの取り付け位置と監視範囲を決めるため

メーカーの方による現調を行いました。

 

山の白いところ。

葉山にも桜が咲き始めています。

シャワーブースも設置され

設備電気の主工事は最終調整の段階。

ひとつひとつ確認していきます。

ブルーの管が水。

ピンクの管がお湯。

黒い太い管は排水。

にぶく光っているジャバラの管は

空調ダクトです。

3FのUBも設置されていました。

大きな窓を切り取ることができ

スッキリしたデザインの

UB(ユニットバス)です。

すでにウレタン吹きつけも済み

防犯カメラの配線を最後に

設備電気の主工事はこれで終了。

次はいよいよ壁と天井をボードで塞いでいきます。

 

 

| 葉山の住宅 | 15:00 |
葉山の住宅 16

「家のどこかに左官を取り入れたいんですよね。」

去年の冬、打合せのときに

お施主様からそうお話がありました。

以前、仕事関係の展示会で

左官を間近で見る機会があったお施主様は

そこである左官職人の方と出会ったのだそうです。

 

「その方は湯河原にいらっしゃるのですが

ぜひ機会があったら見に行ってきてほしくて。

そして一緒に仕事をしてほしいなと思います。」

 

それからしばらく時間が空いてしまいましたが

実施設計を終え、

大工工事が入らない現場の合間を確認して

行くなら今しかない!

とばかりに

私たちは湯河原にある

長田左官工業へ訪れたのでした。

 

表情のある漆喰。

ぽってりとした厚みが

なんとも言えずゆたかです。

真壁という柱と柱の間に壁が入る

日本建築の伝統的な納まりがあります。

その壁の下地を木舞といいますが

むかしは竹で組まれていました。

左官壁の一部をあえて仕上げずに

木舞を見せている意匠です。

磨き。

これは磨きのなかでも最も有名な大津磨き。

上塗りに色土と石灰、スサ(亀裂防止・保水)を使用し

材料に糊を入れずにコテを何度も押さえて

緻密な肌に仕上げていきます。

光をやわらかく反射するので

とても上品な印象です。

青の磨きを。

お施主様からの希望を伝えると

左官職人の長田さんは

さまざまな青のサンプルを

つくってくれていました。

壁の出隅に使うコテ。

左官でしかできない仕上がりにするため

大きめの30Rのものに決まりました。

モルタル左官床。

モルタルの可能性が広がります。

これは研ぎ。

表面が非常になめらかです。

色漆喰。

光をすっと、やわらかく吸収するような

やさしいマットな質感です。

 

工房を出たあと、

実際に長田さんが手掛けられた

建物をいくつか案内していただきました。

写真は箱根ルッカの森という

バウムクーヘンのお店です。

外にも、内にも。

床にも、壁にも。

直線にも、曲線にも。

左官は境界線を越え

縦横無尽に建物を仕上げることのできる

古くて新しい材料なのだなあと、

新発見の小旅となりました。

 

 

| 葉山の住宅 | 19:11 |
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